畑日記

グリーン・ケア活動日誌(by森岡)楽農まつり

季節は巡って、早、大雪。七草摘みから始まった今年の農園活動も季節を一巡りしました。災害級と言われた今夏の猛暑も「喉元過ぎれば」の喩えではないですが、過ぎ去った過去のような気がする一方、「待ったなしの地球温暖化対策」が国連で今協議されています。恐らく益々深刻化するのは真実なのでしょう。
さて、過日開催された楽農祭、晴天に恵まれ多くのご家族、地域の方に来場頂き楽しんでいただいたようです。私達の企画の野菜ゲーム、竹細工体験、ポン菓子、手作り品即売等も盛況でした。準備も大変でしたが、上手くいってよかったです。関係者の皆さま、一年間のサポートも含め感謝申し上げます。
他方、グリーンケアでは、これまでの取り組みを振り返り、所期の目標、成果と課題を確認し「来年度の在り方」を決めて行く予定です。
では皆様、良いお年をお迎えください。
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グリーン・ケア活動日誌(by森岡)

季節は小雪、北からは降雪の知らせが届くようになりました。私たちの畑にも霜が降ります。大根、キャベツ、春菊、ほうれん草などが収穫時期を迎えていますが、冬の畑の表情に変わってきています。
さて、恒例の楽農祭がこの週末、12/1(土)、2(日)に開催されます。グリーンケアプロジェクトでは、今回は三つの企画を用意しています。まず、昨年子どもたちに好評だった野菜釣りゲーム、そして簡単な竹細工体験(ブンブン蝉、やじろべえ、ストラップ)、さらに、昭和の昔懐かしいポン菓子(杉五兵衛米使用)です。盛りだくさんになり準備が結構大変でしたが皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。ご家族でおいでくださいませ。

杉五兵衛ホームページより

http://sugigohei.com/2018/10/26/post-751/

グリーン・ケア活動日誌(by森岡)収穫の秋、来年度の計画など

 

早、季節は霜降にいたり朝夕の冷え込み進みました。今年の炎暑も夢のようです。畑では秋冬野菜の実りの時期を迎え、賑やかになっています。稲刈りも終わり、ハザ掛けをしてほぼ二週間。11月の初旬には玉ねぎ、エンドウ、春じゃがなどを植える予定です。来年度の計画の時期になってきましたので、これまで畑を離れていた方で再開されたい方がおられましたら早めにご連絡ください。

グリーン・ケア活動日誌(by森岡)植え付け続く秋冬野菜

秋分を間近に控え、稲穂も徐々に黄金色に変わりつつあります。私たちの畑も秋冬野菜植え付けのたけなわです。木曜日にはサポーターの方からいただいた秋冬野菜の種まきをしました。ご支援ありがとうございました。また、今日は葉物のサンチュの苗、ほうれん草と菊名の種まきをしました。畑は秋雨前線の居座りで降り続いた雨がそこここの畝溝に溜まっています。この状態があまり長引くと根腐りや種芋腐りの原因になりますので排水作業をしましたが、思うようにはなっていません。来週以降の秋晴れが期待されます。
さて、無農薬、有機の野菜作りの宿命ですが、これからしばらくは、虫との戦いになります。何としても今年は大根、かぶらなど家で自慢出来る収穫となるよう頑張って虫取りをします。
先週はひらかたNPOフェスタにて活動報告などいたしましたが、早速本日ひと家族ご見学をいただきました。大きなまったけ(写真)をお土産にいただきありがとうございました。キッチンペーパー製とは思えない出来に皆驚き、食いしん坊はちょっと残念がっていました。
最後に、グリーンケアプロジェクトでは、公的助成の活用なども視野に入れ、サポーターとクライアントを増やす取り組みを下期以降継続予定です。ご紹介なども歓迎です。ご支援、ご協力よろしくお願い申し上げます。
まつたけ

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グリーン・ケア活動日誌(by森岡)秋冬植え付け準備、グリーンケア作業について

暦は早、立秋。とはいえ、ここ枚方では36度に迫る暑さ。春夏野菜の片付けと秋冬野菜の準備はかなり重労働で、特にカラカラに乾いた畝を再び作り直す作業は大変きつい作業です。しばらく高温で乾燥した暑さが続いているため畝間はカチンカチンに固まって鍬も思うように入りません。9月までに何とか完了させる必要があります。夕立ちでも一つ二つ欲しいところです。
さて、グリーンケアにとっての作業の意義を少し考えて見ますと、一部作業療法における作業と似た部分があると思います。野菜作りという、季節とともに進める作業は、厳しいものもあれば比較的負荷の軽いものもあります。難易度も様々です。多くの仲間と行うことで、その量や内容を個人に合ったものにすることができます。ただ収穫まで漕ぎ着けるためには全体として相応の合理的な作業にしていく必要があります。そのためには、ボランティアの方の参加が不可欠です。この秋以降は仲間作りにも積極的に取り組む予定です。ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
手押しポンプが故障していましたが、枚方食農の会の先生が修理してくださることになりました。ありがとうございます。
作業を終え、ほんの少し秋を感じました。
じょろ

井戸

グリーン・ケア活動日誌(by森岡)夏野菜も終盤。ボランティア募集を開始!

暦は大暑、体温も超えそうな連日の暑さですが皆さまお元気でお過ごしでしょうか。畑では暑さ対策のために朝一番にテントを張って日陰を用意します。すると、時折吹き抜ける谷風が、休憩のひと時に気持ちのよい涼味を与えてくれます。流石にこの暑さで畑の野菜たちもぐったりしていますが、ピーマンやししとう、オクラ、ゴーヤなどは小ぶりながらもまだがんばって実をつけてくれています。
さて、9月からの秋冬野菜の植え付けの準備をそろそろ始めなければいけませんね。盆明けからその作業を進めていきますのでお時間都合つく方は是非参加をお願いいたします。上期のグリーンケア共同農園を振り返りますと概ね良好に運営できましたが、周辺の草刈りなども行うため労力もかかり、また連日の暑さ対策の水遣りなどのため、個々の野菜に対する十分な世話が若干不足した感じもあります。もう少し作業に協力していただけるボランティアの方を増やし、それに応じて、さらにケア受け入れも充実させていきたいと考えています。
9/9(日)は枚方NPOフェスタに参加し、私たちのバリアフリー農園グリーンケアのPRを頑張ってしたいと考えています。8/25(土)に打ち合わせと準備作業を行う予定です。皆さまもご都合良いおり、ぜひお運びください。
オクラ

ざりがにつり

こどもたち

テント

グリーン・ケア活動日誌(by森岡)酷暑の畑

暦は、夏の到来の小暑。しかし、昨日は体温を超えるような猛暑となりました。照りつける太陽、むせ返るような熱気の中できつい作業となりました。あまりの暑さに野菜たちも喘いでいるように見えました。水遣りをしっかりしなければ野菜はまずダメになりますので、参加メンバーはそれぞれの体力に応じて、適宜休憩を取りながら水遣りに励みました。
長く来れなかったメンバーがやっと来れるようになり久しぶりに参加してくれたのは、この日の大変嬉しい出来事でした。また、後半にはデイケアの子供たちの参加もあり収穫と水遣りをして帰りました。
皆様、夏本番酷暑の日々がしばらく続きますがご自愛くださいませ。しばらく参加できていない方も、ご都合つけば是非おいでください。季節が変わって、姿は変わっても畑はそのままです。
さて、今後の予定を少し。9/9(日)は枚方市のNPOフェスティバルに参加し、竹細工や羊毛クラフト体験とグリーンケア活動のPR、他団体との交流をします。また、楽農祭(収穫祭)は12月の最初の土日、12/1、12/2となりました。今年も子供さんとご家族が楽しめるゲームなどを行う予定です。8/25(土)午後、これらに向け企画の相談をいたします。ご都合つく方はぜひ出席ください。
なつくさ

グリーン・ケア活動日誌(by森岡)枚方も揺れました。地震と畑は?

暦は夏至、一年で一番昼間の長い日。これから梅雨も明けて真夏に向かおうとしている先から、日は短くなり始めるというのは少々腑に落ちない感じもしますね。
さて、先日の大阪北部地震、北摂を中心にここ枚方でも被害が出たようです。各地の被災された皆様にお見舞い申し上げます。震度6の強い揺れだったにもかかわらず、全体としては大きな被害が出なかったのは幸いでしたが、そこには平成7年の阪神淡路大震災の教訓も生かされている面もあると言われています。これからも住居や職場、公共機関のあらゆる場所で(農園も)危険箇所への対策が必要ですね。 因みに記者は帰宅困難の憂き目に遭いましたが、大勢のご同輩と淀川を徒歩で渡りました。
他方、私たちの畑も含めて、都市部の農地は、災害時の貴重な、利用可能スペースとして、避難地や避難路、さらに延焼の遮断防止等に重要な防災空間であることが認識されています。野菜つくりに勤しむ一方で、農地にそのような役割もあることを知っておく必要もありそうですね。
打って変わって、写真は昨日予定していた畑溜池ザリガニ釣り。地震の影響や大雨の予想もあり半分中止状態でしたが、おじさんたちが童心に帰って楽しんでいました。
あだるとチームのざりがにつり

グリーン・ケア活動日誌(by森岡)田植え

暦は芒種、稲など実に籾のように尖った部分のある穀物を植えるに適した時期と言う意味だそうです。ちょうど枚方でも多くの水田がすでに田植えを終えていました。
私たちグリーンケアの有志メンバーも杉五兵衛さんで行われた田植え体験に参加いたしました。植える間隔をそろえるために目印のついた紐を両側から張ってもらい、その目印に合わせて皆、息を合わせて植えていきます。子供たちも杉五兵衛のお兄さんたちの掛け声に合わせて頑張って植えていきました。縦の線をまっすぐ揃えるのはなかなか難しいですが、植え終わった後お兄さんたちがみんな合格と太鼓判を押してくれました。
また植えている途中に様々な生き物が目の前に現れ、親子連れのお父さんは子供にいろんな説明をしていました。中には「あめんぼが水面に行くのはなぜか」「たくさんの毛が生えているので、表面張力があるからだ」などと、さながら理科の授業のような会話も聞かれました。
苗を植えようとしている手元にちょろちょろと泳ぎ回る緑色の生き物、お兄さんたちによると、これはホウネンエビという淡水のエビの一種で、この豊年海老が多く見られると、その年の稲の収穫は豊作になると言われているそうです。これも無農薬ならでは見られること。参考までに埼玉県幸手市のホームページに掲載されている画像をいただいてご覧いただきます。大変可愛くひょうきんな風貌です。植え終わった頃には田んぼの中をドジョウのように這っている子供もおり歓声でいっぱいでした。
土に触れ、植物を育て、皆で共同で作業することに、私たちの祖先からの尊い営みがあるように感じられました。有意義な一日をありがとうございました。季節の花、菖蒲、紫陽花も彩りを添えていました。
ホウネンえび

田植え

あじさい

はなしょうぶ

グリーン・ケア活動日誌(by森岡)玉ねぎ、じゃがいも、えんどうなどを収穫

暦は小満、春に芽吹いた草木、作物、生き物たちが、それぞれの、ある成長段階に達する時期という意味だそうです。
私たちの畑の野菜もそれぞれ収穫時期になったもの、夏に向けて一段と成長したものがあり、賑やかになっています。
上の畑は来週末、杉五兵衛さんの田植え体験教室になるとのことで、植わっていたえんどうや玉ねぎ、じゃがいも、そら豆などを急いで収穫しました。メンバーで持ち帰っても置き場所に困る人もいそうなので、玉ねぎは裏の竹林でいただいた竹を組んで横に竿を渡して、数個づつ紐で括って吊るしました。これでしばらく日持ちします。皆で少しづつ分け合いながら食べようという算段です。
また今日は、デイケアのこどもたちも参加してくれて、水やりや草引きをメンバーと一緒にやってくれました。畑の作業にも慣れて来たようです。作業を通じていろんなことを経験し学んでくれたらと思っています。
来週早々にも梅雨入りするとか、またひとつ季節が進みます。気温も上がって夏日も増えて来ます。皆さまご自愛くださいませ。
レタス

青空

たまねぎ

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