今日の作業のメインはネット外しと理解してましたが、終わってみると、だいこん虫たちとの格闘がメインの印象として残りました。
家に帰って、大根の間引きでジャーサラダを作りました。さっとゆでて、ざく切りに・・・ジャーにオリーブオイル、クッキングワイン、塩、黒コショウ、ハーブ、はちみつ、すだちのスライス、だし昆布などをといっしょに入れてシャカシャカふってから、冷蔵庫に寝かせました。時々ふりふりしながら、しばらく楽しみたいと思います。
澄み切った空と暖かい陽射、11月の最初の日の畑はまさに小春日和となりました。主な作業は、虫除けネット外しです。徐々に冷え込んでくるこの時期、虫の繁殖力も低下してくること、また野菜が相当大きくなっておりそろそろ窮屈になってきていることなどからネットを外すとのことでした。そこまでの説明で、「せっかくネットの中に虫を閉じ込めていたのに、野に放つようなものではないか? 」という質問があり、皆、どっと笑っていました。長村先生が「しっかり虫を取ってからネットを外しましょうね」と生真面目なフォローをしていました。「そう思う方は是非そのままにしておいてくださいね」という答えもあったかもしれませんね。
さて、11月26、27日は恒例の楽農祭(収穫祭)です。今回も楽しいお祭りにしたいですね。また、スタッフ役は、大変ですが、いろんな方と一緒に作業をすることそのものが実は一番楽しいという感想もありますので、余裕のある範囲で是非運営にもご協力しましょうね。
いくつもの台風が通り過ぎて今年の秋はあちこちで被害も出ました。東北の震災の支援のために行ってきたジャガイモ栽培は、今年は急遽熊本の震災の支援のためになされることになりました。
台風はまた私たちの農園の野菜の出来具合にも大きな影響を及ぼし、この秋冬の野菜の出来は厳しい感じです。実際に日照不足と虫の影響で相当収穫量が落ちるのではないかと予想されています。
さて、グリーンケアの方では、久しぶりに来てくれたご家族もあり、皆で芋掘りをしたりザリガニを釣ったり賑やかで楽しい1日となりました。作業内容としはては、菊菜やほうれん草の雑草引き、秋茄子や、ピーマン、ししとうの収穫がありました。隣の田んぼでは杉五兵衞さん企画の稲刈り体験が賑やかに行われていました。
畑の中にある池にはまだザリガニがたくさんいて、子供たちはザリガニ釣りに夢中です。ほとんどのザリガニは釣り上げられてもまた池に戻してもらえるので、何回も、何回も釣り上げられているザリガニもいるのではないか、と思われます。子供たちがザリガニを釣っている間、大人たちは来年の畑の計画を話ししていました。畑に来てくれた全ての人が楽しく過ごせるように、そしてまた少しでも明日からの生活で勇気がでますようにいい畑の運営ができればすばらしいと思います。
台風の後の長雨で畑は今週もビチョビチョの状態でした。ダイコンとカブは多くの区画でレースのカーテン状態になっています。まさに虫の天下、長雨と日照不足から、何とか発芽した新芽も柔らかい新葉も虫にとってはまたとないご馳走です。竹酢液を振っても直ぐに流れるし元気を与えるはずのボカシ肥料も雨で流れるし、虫を誘うし・・・。
こんな時こそ、気を取り直して今できることをする必要ががありますね。長村先生曰く、今残っている子達を何とか助けて生きのびて生長してもらうこと。しっかり虫取りをして、雑草は早めに引き、肥料は過去に施した量や今の時点での野菜の状態を見て適切な量をタイミングよく与えること。ネギは全体で ニつかみ から三つかみ 程度、ダイコンカブは少な目に、ほうれん草と菊菜はほんのパラパラ程度などと、縷々インストラクションがありました。
さて、東日本震災支援に向けて行って来たジャガイモ栽培、今年は熊本震災の支援になればと継続今日は皆で草取をしました。
昨日は秋分の日。翌日の今日は秋晴れを期待しましたが、秋雨前線の名残濃い1日でした。先週蒔いた菊菜、ほうれん草は可愛い芽を出していました。ダイコンやカブはまあまあ順調に生育しています。8月の末に植えたジャガイモもうまく育っていました。サツマイモはもう何回もつるあげをしているので、試し堀りをしましたところしっかりした芋が入っていました。秋冬野菜、概ね順調に育っています。何とかよい収穫につながるよう作業を進めたいものです。
さて、毎年この時期になると枚方食農の会では来年の計画を立てる時期となります。どのくらいの数の区画(農地)を確保する必要があるのか、水田と畑をどのように配置するのか。そう言った全体計画の中でグリーンケア区画ですので、メンバーの方のご意見・ご希望も聞きながら、進められることになります。日頃の作業や運営についても改善の余地が色々あると思われますのでご意見をお寄せください。
最後になりますが、恒例の楽農祭は11月26日、27日の土日です。今年の取り組みも皆で相談して進めたいと思います。
中秋も過ぎたというのに、今日の枚方は朝から30度を超える暑さとなりました。また、次の台風の影響で湿度も高く畑作業にはキツい日となりました。さて、今日はいつものように集まっていたメンバーを驚かすことがひとつありました。それは、まむしの出現です。これまでも講習では、まむしに注意ということで、何度も注意喚起がありましたが、今日はまさに講習が始まる直前の9時前に、誰かのマムシや!という叫び声が響きました。それも、区画の真ん中で大根か、かぶらの畝にネットがかけられているあたりをマムシが這っているというのです。恐らく、カエルか何かを追ってきたのでしょうか、何とも目立ちやすいところに体調7、80センチのしっかりとした体躯のマムシがいました。講習で本日の作業説明をしようとしていた長村先生が鍬をもって急行、這い回るマムシを一刀の下に、いや、鍬の一振りで仕留めました。嗚呼、哀れなるかな、マムシ。毒をもってうまれてきたために。本来はモグラなども捕食するので役にも立つ面もあるのだが、と長村先生。絶命しつつも動き止まぬマムシを示しながら説明されました。(ちょっとリアル?)
さて、万一噛まれたらどうするか。1、傷口を洗浄し、噛まれた傷口より心臓に近い方の血管を圧迫し毒の巡りを防ぐ、2、噛まれたら傷口から口で毒血を吸い出す(毒が多い場合は数ミリ傷口を切開して吸引することもよいとか—誰もできないと思いますが) 3、安静にして救急車を待つ。 その際も呼吸などの全身症状にも注意。
一刻を争う救急への連絡は、マムシに噛まれたことをしっかり伝え、毒蛇対処の血清のある病院へ搬送されるように手配する。枚方では、関西医大、市立ひらかた、星ヶ丘医療センター、枚方公済病院などでしょうか。
さてさて、マムシの出現以外は、いつもと同じ畑作業でした。では、現場写真も合わせてごらんくださいね。
この模様を覚えておくこと