今日も朝から猛暑でした。
からからに乾いた畑にみんなで水やりをしました。
暑い中での水のひんやり感はエアコンの風とはちがう心地よさがありますね・・・
畑は夏野菜をしまいにかかっていますが、畑の隅に生えた最後の赤シソで
ジュースを作りました。
暑さばてした身体には、きれいな赤い色のジュースは本当にしみわたります♡
暦ではちょうど大暑にあたる今週、大阪も京都も37度の予想となり、高温注意報もだされていました。今日の講習会では、主として夏野菜の片付け要領についての話がありました。盆明けの8月20日までに、畑に残さない野菜は抜いて乾燥させる。乾燥しきってから指定の場所に集めること、また実をつけてきた落花生はカラス除けのためにフワッとネットをかけること、里芋は例年以上に生育状態がよく、この夏しっかり水をやれば大変よい芋の収穫が期待できること、今秋に蒔く大根は、煮やせしないおでん大根にしたこと、ジャガイモは不調だったが、マルチを使う方法に切り替える検討をしていること、ほうれん草も不調が続いているので、ph調整のために、ある時期に「くん炭」を投入することなどの説明がありました。中でも面白かったのは、落花生にカラス除けのネットをかける説明の時に、なぜネットはフワッとかける方がよいかの説明でした。ピンと張り切るとカラスはネットを跨いだり、引っ掛かってもピッピと足を振ってうまく引っ掛かりを解くが、フワッとネットをかけるとカラスの足に絡まってくっ付いて中々取れない、それをカラスが気持ち悪がるというくだりには、何かリアリティがあって、NARUHODO と感心しました。長村先生はカラスをじっくり観察しているなと思わず笑ってしまいました。暑さに疲れた畑はあまりパッとしませんが写真も添えておきます。
梅雨も終盤に差し掛かってきたようですね。夏野菜の生育もひと段落し、いまは収穫を楽しむ時期となりました。講習会の予定もありませんので、皆、思い思いに畑を訪れては収穫したり草引きをしたり、比較的のんびりとした雰囲気です。さて、この時期になりますと5畝、25平米の区画では少人数の核家族では食べきれない程の収穫がありますので、皆さん、ご近所に配ったり、保存食に加工したり工夫をされているようです。梅雨が明けると本格的な夏の到来となり、水遣りが欠かせません。食も含めて、季節感の乏しくなった都会での生活ですが、畑作業や野菜たちの生育を通じて身近に、そして生き生きと季節の移り変わりを感じることが貴重なことのように思われるこの頃です。写真は、我家で人気の茄子の豚肉巻炒めと大きくなり過ぎたズッキーニにチーズを乗せて焼くオードブルです。後、カラフルなカボチャ等。
6月4日、どうも今日梅雨入りしたようですが、畑は相変わらずカラカラでした。講習会ではこの時期に必要な作業が細かく指示されました。これまで講習会での指示事項を紹介してなかったのでその幾つかを書き出します。枚方食農の会が単なる貸農園でないことよくわかると思います。
1、きゅうりは木が大きくなってネットのてっぺんまで達したらそこで先を摘むこと。そうすることで木がネット全体に蔓を張り実をたくさんつける。
2、ナスも、きゅうり他も、木を生長させるために実がなりだした最初の数個は小ぶりで取る。
3、生長に応じて、誘引はシッカリ引っ張ること。重みに耐えるように。風でブラブラしていないか確認。
4、トマトには雨避けの傘、カラスよけネットを施す。傘は透明の使い古しので良い。
5、全体に水不足。畝が高すぎるなども原因。自分の畝点検。
6、生長段階や生育状況に応じてぼかし肥料を加減すること。その際、よく色や大きさなどを観察して理由を想像してみること大切。追肥すべきか分からない時は遠慮なく質問して欲しい。
7、とうもろこしはカラスよけネットを全体を囲うようにするので手伝って欲しい。
8、もう直ぐさつまいもを植える。準備中。
9、ジャガイモも水不足 。なぜかジャガイモは水をやってはいけないという誤解が広まっている。植えてすぐは水やりは不要だが、芽が出たら必要に応じて水やりすること。
10、あぶら虫対策は、肥料やり過ぎ注意。無農薬なので手でつぶして水で流すしかない。ちゃんとつぶしてないと水で流しても一晩で戻ってくる。
11、ハサミから感染 するバイラス感染症に注意。