中秋も過ぎたというのに、今日の枚方は朝から30度を超える暑さとなりました。また、次の台風の影響で湿度も高く畑作業にはキツい日となりました。さて、今日はいつものように集まっていたメンバーを驚かすことがひとつありました。それは、まむしの出現です。これまでも講習では、まむしに注意ということで、何度も注意喚起がありましたが、今日はまさに講習が始まる直前の9時前に、誰かのマムシや!という叫び声が響きました。それも、区画の真ん中で大根か、かぶらの畝にネットがかけられているあたりをマムシが這っているというのです。恐らく、カエルか何かを追ってきたのでしょうか、何とも目立ちやすいところに体調7、80センチのしっかりとした体躯のマムシがいました。講習で本日の作業説明をしようとしていた長村先生が鍬をもって急行、這い回るマムシを一刀の下に、いや、鍬の一振りで仕留めました。嗚呼、哀れなるかな、マムシ。毒をもってうまれてきたために。本来はモグラなども捕食するので役にも立つ面もあるのだが、と長村先生。絶命しつつも動き止まぬマムシを示しながら説明されました。(ちょっとリアル?)
さて、万一噛まれたらどうするか。1、傷口を洗浄し、噛まれた傷口より心臓に近い方の血管を圧迫し毒の巡りを防ぐ、2、噛まれたら傷口から口で毒血を吸い出す(毒が多い場合は数ミリ傷口を切開して吸引することもよいとか—誰もできないと思いますが) 3、安静にして救急車を待つ。 その際も呼吸などの全身症状にも注意。
一刻を争う救急への連絡は、マムシに噛まれたことをしっかり伝え、毒蛇対処の血清のある病院へ搬送されるように手配する。枚方では、関西医大、市立ひらかた、星ヶ丘医療センター、枚方公済病院などでしょうか。
さてさて、マムシの出現以外は、いつもと同じ畑作業でした。では、現場写真も合わせてごらんくださいね。
この模様を覚えておくこと